10月の中古車輸出台数は前年同月比3.6%増の107,872台となりました。
南アフリア共和国やバングラディシュが前年比2~3倍の台数となりましたが、ケニア・ニュージーランド・チリなどが減少しました。
ロシア向けはルーブル高からの購買力増加のため、ハリアーやランクルプラドなどの高額車両も含め多くの中古車が輸出されています。
一方で、このような社会状況の中、不安要素も抱えるマーケットであるため、現地での新規バイヤーはなかなか生まれてこないようです。
長引く船積み問題と船賃高騰によって一部で海外バイヤーの購買力が低下しているマーケットもありますが、それでも日本製中古車はまだまだ海外から必要とされている商材です。
世界的なパンデミックも落ち着きはじめ、おそらく向こう1~2年内には船積み問題も解消されるため、中期的に海外需要はさらに旺盛になってくることでしょう。
中古車高価買取/エブリィ
自動車輸出・貿易コンサルティング/株式会社エブリィ