トヨタ ランドクルーザープラド/ケニアからのお客様

ランドクルーザープラドを購入してくれたケニアのお客様から写真が送付されてきました。

ケニアの高所得層のユーザーではランドクルーザープラドが最も人気があり、毎月多くのプラドが日本からケニアへ向けて輸出をされています。

ケニアでは輸入の年式規制があるため、現在では2015年よりも新しい年式の車でなければ輸入することができません。この年式のプラドは150系と呼ばれるモデルなのですが、中古車相場ではまだ高額で取引されているモデルになります。
輸入関税も入れると500万円以上にもなるので、やはりケニアではかなりの富裕層でなければ乗ることができないのかもしれません。

しかしながら、ケニアの経済発展はコロナ禍でも急成長を遂げていて、2021年は30年ぶりにマイナス成長になってしまいましたが、それでも経済成長率は7.5%と高い数字で推移しています。

5,000万人の人口がいるケニアですが、平均所得は未だに10万円を切っていて、1日約2ドル以下で暮らす絶対的貧困層はまだ3割程度もいるのが現状です。このような所得格差はケニアの大きな社会課題の一つだと思いますが、ケニアではテクノロジーを活用した多くのベンチャー企業も活躍をしていることもあり、国全体で経済発展を遂げて社会課題を解決するための施策を多数行っていることもあり、おそらくこれから先も順調に経済発展を遂げ、日本の貿易相手としてもさらに発展していくことでしょう。

リーズナブルに乗れる日本のコンパクトカー、セダンや、富裕層から大人気のランドクルーザープラドを始めとする日本製SUVをより多くケニアへ輸出することで、ケニアの社会課題の解決に寄与できれば幸いです。

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自動車輸出・貿易コンサルティング/株式会社エブリィ


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