CEOブログ|日本の魅力を世界へという考え方

私たちEVERY TRADINGでは、「日本の魅力を世界へ」という言葉を大切にしています。

この言葉だけを見ると、少し大きなことを言っているように聞こえるかもしれません。
しかし、私にとってこれは特別なスローガンというよりも、日々の仕事の中で自然に生まれてきた考え方です。

私たちが扱っているのは、日本の中古車です。
トラック、バス、乗用車、農機、建機、エンジンなど、日本で使われてきたものを、必要としている国へ届けています。

ただ、長くこの仕事を続けていると、届けているものは車両そのものだけではないと感じるようになりました。

日本車の品質。
日本人の仕事に対する丁寧さ。
約束を守る姿勢。
細かいところまで確認する習慣。
そして、相手に対して誠実であろうとする考え方。

それらも含めて、私たちは世界に届けているのだと思います。

日本の中古車は、世界中で高く評価されています。
それは、単に壊れにくいからだけではありません。
日本では、車検制度があり、定期的な整備があり、道路環境も比較的整っています。
一台の車が、使われている間に大切に扱われてきた背景があります。

もちろん、すべての車が完璧というわけではありません。
中古車である以上、年式も距離も状態も一台ずつ違います。
だからこそ、私たちの仕事には確認と説明が必要になります。

良いところだけを伝えるのではなく、注意すべき点も伝える。
できることと、できないことを曖昧にしない。
写真を送り、状態を説明し、必要であれば追加で確認する。
こうした小さな積み重ねが、海外のお客様との信頼につながっていきます。

「日本の魅力」と聞くと、文化や観光、食べ物、伝統を思い浮かべる方も多いと思います。
もちろん、それらも日本の大切な魅力です。

しかし、私たちの仕事の中で感じる日本の魅力は、もう少し静かなものです。

目立たないところまで丁寧に仕上げること。
使う人のことを考えてものづくりをすること。
長く使えるものを大切にすること。
相手の信頼を裏切らないように行動すること。

そういう姿勢の中に、日本らしさがあると感じています。

海外のお客様と話していると、日本車に対する信頼の強さを感じる場面が多くあります。
特にトラックやバスは、現地で人や物を運び、仕事や生活を支える存在です。
一台のトラックが届くことで、誰かのビジネスが動き出します。
一台のバスが届くことで、地域の移動手段になります。
一台の農機が届くことで、農作業の効率が変わります。

その時、日本で役目を終えた車両が、別の国でまた新しい役割を持つ。
これは、とても意味のあることだと思います。

私たちは、ただ日本車という在庫を販売しているだけではありません。
日本で生まれ、日本で使われてきた価値を、必要としている場所へつなげています。

この仕事をしていると、日本のものづくりの力を改めて感じます。
10年、20年経っても、まだ世界で必要とされる車がある。
部品を交換しながら、整備をしながら、まだ人の役に立つ車がある。

これは簡単なことではありません。
作った人、整備した人、使ってきた人、そのすべての積み重ねがあるからこそ、海外で再び価値を持つのだと思います。

だから私は、日本車は日本が生んだ「日本の宝」の一つだと考えています。

もちろん、それを扱う私たちの責任も大きいです。
日本車への信頼があるからこそ、その信頼を傷つけるような仕事をしてはいけない。
短期的な利益だけを見て、不誠実な販売をすれば、それは一台の取引だけの問題ではなく、日本車全体の信頼にも関わってきます。

だからこそ、私たちは信頼を大切にしなければなりません。

海外ビジネスでは、言葉も文化も商習慣も違います。
時差もあり、考え方も違います。
それでも、長く取引を続けていくために必要なものは、特別なテクニックではなく、誠実な対応だと思っています。

早く返事をする。
約束を守る。
確認したことを正しく伝える。
問題が起きた時に逃げない。
相手の立場になって考える。

こうした当たり前のことを、当たり前に続ける。
それが、世界との信頼をつくる一番確かな方法だと考えています。

「日本の魅力を世界へ」という言葉には、私たち自身への問いかけも含まれています。

私たちは、本当に日本の魅力を届けるにふさわしい仕事をしているのか。
日本車の価値を正しく伝えられているのか。
海外のお客様に対して、誠実な会社であり続けられているのか。

この問いを持ち続けることが、会社を少しずつ良くしていくのだと思います。

大きな理念は、言葉にするだけでは意味がありません。
日々のメール、写真の送り方、見積もりの出し方、船積みの確認、問題が起きた時の対応。
その一つひとつに、会社の姿勢は表れます。

だからこそ、私たちは派手なことよりも、目の前の仕事を丁寧に積み重ねることを大切にしています。

日本の魅力は、決して大きな声で語るものだけではありません。
静かに、確かに、相手の役に立つことで伝わるものもあります。

私たちが世界に届けたいのは、日本車だけではありません。
その背景にある、日本のものづくりの精神と、誠実な仕事の姿勢です。

これからもEVERY TRADINGは、日本で役目を終えた価値ある車両を、世界の必要としている場所へ届けていきます。
その一台一台の先に、仕事があり、生活があり、人があります。

「日本の魅力を世界へ」

この言葉を、ただのビジョンで終わらせるのではなく、毎日の仕事の中で少しずつ形にしていきたいと思います。

次回は、創業当時に直面した現実について書いてみたいと思います。
今の考え方が、どのような経験の中から生まれてきたのかを、少し振り返ってみます。

株式会社EVERY TRADING
代表取締役 渡部雄一郎

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トラック・中古車買取/エブリィ/新潟県新潟市
自動車輸出・貿易コンサルティング/株式会社エブリィ
Japanese Used Truck, Bus, Tractor, Cars exporter since 2006

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