ケニアの経済について

(弊社代表渡部のケニア出張時の写真)

ケニアは東アフリカ最大の経済規模を誇り、Covid-19の影響を受けた2020年を除けば過去20年間毎年5~7%前後の経済成長を続けていて、政府は2030年までに途上国から中所得国へと発展しようと「Vision2030」という目標を掲げています。

人口比率も驚くべき数字で推移しています。

総人口:5,300万人
年少人口(0~14歳):42%
生産年齢人口(15~64歳):55%
高齢者人口(65歳以上):3%

感染症や飢餓等をはじめ多くの医療課題があるため平均寿命も男性が約64歳、女性が約69歳という若さですが、昨今のSDGsの動きもあり国際的な援助や国内の改革によってこれらの問題は徐々に改善されてきています。ワクチンの普及や感染症対策、教育と医療への投資などが続けば、平均寿命は今後も上昇する可能性がある中で、この圧倒的な生産年齢人口の多さがこれからのケニア経済を支えていくことは間違いないでしょう。

また、ケニアは起業家精神も盛んでサブサハラアフリカにおける起業家精神と革新の中心地として広く認識されています。
ケニアは「シリコンサバンナ」とも称される技術と革新のハブとして、特にデジタルとテクノロジー分野で活気に満ちています。特に首都のナイロビは、アフリカ全体で最も活気のあるスタートアップエコシステムの1つを持っていて、テクノロジー、農業、教育、ヘルスケアなど、さまざまな産業にわたる革新的なスタートアップが続々と生まれています。

東アフリカ最大の経済大国であるケニアは、これからも長期に亘りアフリカのハブの一つとして経済を発展させ、貧困を減らし続けていくことでしょう。

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